[愛犬との別れ] 皆さんに「エコハウス」をお勧めしたいのはなぜ??

私はなぜ皆さんにエコハウスをお勧めしているのでしょうか?
今日は、私がエコハウスを考えるようになったきっかけについて書きたいと思います。

家族との別れがきっかけでした。

私が大学を卒業して、初めて横浜の事務所に入社し、
初めて担当した物件が「Q値=1.0以下のエコハウス」でした。

東北地方で作るQ値=1.0以下の住宅でしたので、ハードルはかなり高いものでした。
当然、大学を卒業したばかりでしたので、
「カッコいい建築は何か?」とか「カッコいい空間とは何か?」と、
表面的な建築のことばかり追求していました。

そんな日々から一転し、
「今日からエコハウスを考えろ!!」
と当時のボスに言われた時は、正直がっかりしました。

なんで、エコハウス??エコハウスってそもそも何だ??

断熱材いっぱい入った家のこと??

もっとコンペとか、学校建築とか、せっかく苦労してデザイン事務所へ入社したのだから
もっと面白そうなことやりたいよ。。

と生意気にも思ったのを今でも覚えています。
まったく知識ゼロの状態からスタートすることにも億劫に感じていたのです。

そんな私の考え方が変わったのはある出来事がきっかけでした。

大事に、とても大事にしていた、「実家の犬が死んだ」のです。

まだ、寿命というわけでもなかったのに。。

季節は冬。
土曜日の朝、母から泣きながら電話がかかってきました。

母「ハルちゃん(犬の名前)が死にました。。」

私は、ハルが死んだ驚きと、あまりにも狼狽している母が心配になり、
朝一で新幹線に乗り横浜から実家のある青森へ向かったのです。

実家は雪が降っており、実家の周りの家は綺麗に雪かきされていましたが、
私の家の周りは雪で埋もれていました。

「ああ、今日はやっぱり大変だったんだろうなあ。」

と思いながら実家の扉を開けたのです。

ハルは冷たくなって、リビングに横たわっていました。

あんなにこの前まで元気だったのに。

私が大学生の頃に家族の一員となったハルは、人間でいうとまだ60才くらい。

まだまだ元気でいられるはずでした。

私は上京していたので、あまり会う機会はなかったのに、実家に帰ってくると
一番に喜んでくれる気持ちの優しい子でした。

冷たくなったハルの横で、普段は無口な父が声を出して泣いていた姿は忘れられません。

僕が上京した後、ハルを一番に可愛がっていたのは父でした。

その父の辛そうな顔は見るに見れませんでした。

母にハルが死んだ時の状況について聞きました。

ハルはいつも2階のリビングで、両親と共に部屋を暖かくして一緒に寝ていました。

実家は冬になると、とても寒くなり、ストーブ無しでは寝られません。

しかし、金曜の夜、2階へ登る階段を嫌がったハルは「下で寝る」ときかなかったそうです。

大型犬のゴールデンレトリバーなので、
急な階段を抱き上げて2階へ運ぶのは難しいと両親は考えました。

たまにそんなこともあるので、1階で寝させることもあるのですが、
その冬では初めてのことでした。

そんな時は、決まって母も一緒に1階に降りて、ハルと一緒に寝るようにしていたのです。

その日も、母とハルは一緒に寝ていました。夜は冷えるので、布団を厚めに準備していたそうです。

ハルも寒く無いように、床に毛布を敷いてあげたそうです。

暖房もつけたそうですが、1階の部屋は2階と違い、あまり暖房の効きが良くありません。

そんな中、朝方、ハルは冷たくなっていたのです。

今更、死んでしまった理由はわかりませんが、

寒い部屋でハルは凍えて死んだんじゃ無いだろうか。

ああ、家の中がもっと暖かければ。

母は、部屋を暖めきれなかったことを後悔しました。

父は、2階で一人で寝ていたため、その寒さに気づいてあげれなかったことを後悔していました。

「自分だけ、ぬくぬくと寝ていた。」

父のその言葉は後悔で溢れていました。

後悔が両親を苦しめていました。

でも、両親が悪いのか。

悪くありません。ハルは決して、部屋を暖めてくれなかった両親を
恨んで死んではいかなかったはずです。

暖かい家であれば、、、

もっと長生きさせてあげれたのに。。

ごめんね。

私も、何もできなかった自分が残念でした。

デザイン性や、かっこ良い建築を追求していた大学時代が何もかも無駄に思えたのです。

「安全で、家族が快適に暮らせること」それに勝るものは無かったのです。

そんな当たり前のことに、大事な家族の一員が亡くなってから気がついたのです。

きっと、こんな辛い思いをしている人が世の中にはいっぱいいるかもしれない。

なぜ、せっかく建てた家で「家が暖かければ」と後悔しなければいけないのでしょう。

私はもう、両親のような後悔をする人たちに出会いたくありません。

その日が私のスタートラインになりました。

快適で暖かな暮らしができるエコハウスについて、もっと色々と勉強することにしたのです。

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