夏休みの方も多いのではないでしょうか?
暑さも落ち着き少し肌寒い時期になってきましたね。
昨年まで横浜で夏を過ごしていたので、青森の過ごしやすい気候に少し驚いでいます。
まだまだ、関東は暑そうですね。
みなさま熱中症にはお気をつけくださいね。
私たちは日本の夏を過ごしていると「人間って、なんて暑さに弱いんだ」
と思うこともあるかと思います。
しかし、実は私たちは暑さには強いのです。
人間は暑さに強い
人間は実は暑さにはとても強い生き物なのです。
オリンピックは終わりましたが、札幌で行われたマラソンや競歩。
炎天下の中で40キロ以上を走り続けることができるのは人間だけです。
人が暑さに強いのは、人類の進化の過程と関係しています。
私たちの祖先はアフリカで誕生したと言われています。
その人類の起源は、獲物を追いかけるにしても他の動物達よりスピードがありませんでした。
その中で獲物を捕まえるために延々と「追いかけっこ」をする必要がありました。
獲物が弱るまで、持久戦に持ち込んだのです。
その中で長時間、暑さの中でオーバーヒートせずに走り続けるために、
人間は体のつくりが進化してきたと考えられています。
寒さを克服するための進化
アフリカが人類の故郷でしたが、異常気候等でアフリカから人類の祖先は
世界に進出していきます。
ですので、私たちの体は「アフリカ仕様」となっているのです。
寒い気候へ適応していくのは非常に苦労したものと考えられます。
苦労する中で、衣服や家等を発明し、また、寒さに対して敏感に感じとれるように進化してきました。
私たちの体は体温が下がりすぎてしまわないように、
「寒さに気が付くためのセンサー」のようなものが全身にあります。
それは、暑さ、寒さを感じる「温点」と「冷点」と呼びます。
「触覚」や「痛覚」の他にもこのような感覚が体に埋め込まれているのです。
この暑さを感じる「温点」は実は数が非常に少ないことがわかっています。
その一方で寒さを感じる「冷点」は全身にくまなく分布しているのがわかります。
人間の皮膚のセンサーは「寒さ」が感じるようにできているのです。
熱を失いやすい体を持っている私たちは、
寒さにいち早く気づき回避することが生存するために必要不可欠だったのです。
まとめ
人間が快適に生活するためには、まずは寒さに対して克服していくことが大切だとわかります。
本能的に人間は暑さは我慢できますが寒さは我慢できないのです。
住宅の性能を上げて、寒さへ我慢をしなくても良い生活を目指しましょう。