この間箱根にある、とらや工房とポーラ美術館に行ってきました。
ポーラ美術館は箱根に多くある美術館の一つです。
森の中にぽつんとという感じなのですが、自然を取り込むような建築です。
これは入り口の自動ドアです。
アプローチ部分でガラスを多く使用されている中で、自動ドアだけ厚みのある木。高級感がありますね。
アプローチを過ぎてエレベーターを下がっていくときに見えるのは、空と緑と大きな吹き抜け空間で、贅沢な空間です。
エスカレーターを降りて振り返ると、大きな吹き抜けが3層にわたって抜けています。
会場構成としては、今回展示されている「睡蓮の池」の橋がモチーフとなって、空間を作っていました。
展示もいくつか見ましたが、会場構成をやられている中山さんのモネの作品を展示している空間は、展示されている絵画の数はそんなに多くないのですが、ただ単純に見せるのとは違う空間でとても面白い空間体験でした。
ポーラ美術館は庭園にも作品が展示されていて、建物だけではなく、敷地全体を散策して楽しむことができます。
その後とらや工房にも足を運びました。
ここはとらやの和菓子をゆったりとした空間で食べることのできる場所です。
建物自体は緩やかなカーブを描いた平屋で、カーブに沿って大きな軒下空間がつながっています。
飲食スペースは木をふんだんに使った落ち着く空間です。少し離れた場所にもある飲食スペース同じように木の架構が見える空間です。
間の外部空間もテラス席になっていて
和菓子が美味しいのはもちろんですが、とても良い空間で、より美味しく感じることができる場所です。