Mitosaya薬草園蒸留所のなかなかの混雑で、建物は内部はあんまり見れなかったという思いを残しつつ…
大多喜町中心部にある大多喜町役場庁舎に行きました。設計は千葉学建築計画事務所です。
休みの日だったこともあり、役場の方数人いるだけでゆっくり見せていただくことができました。
大きな大空間に天井の梁が印象的でした。部分的に木を貼っていて、1階は黒を基調にしているので天井がより映えます。
トップライトから光も落ちてきて全体的に明るく、役場と思えないくらい開放的な空間でした。
隣には元々利用されていた旧大多喜町役場庁舎で現大多喜町役場中庁舎があります。今井兼続氏設計で、1959年築です。
かなり勉強不足でしたが、こちらは国の登録有形文化財にもなっている施設です。
大きな施設でないですが、外へ開放的で周りの緑と一体になった建物でした。
こちらの建物は、中には入れず…見たかったですが休みの日なので仕方がないです。
アプローチ部分や、一部の壁の装飾だったり、外観だけでも細部へのこだわりがすごく感じられます。
先ほどの現庁舎を建てる際に修復もコンペの要項に入っていたようで、壊すのではなく、残して利用してくという方法を取っていてくれてよかったです。
ちなみに大多喜町は大多喜城があり、初代城主は徳川家康の家臣である本多忠勝だったそうです。
お城近くには大河ドラマ「本多忠勝・忠朝」誘致活動という幟がありました。2023年大河は徳川家康ということで、間違いなく登場するでしょうし、大河で戦国時代の場合、かなりの頻度で登場する武将の一人って感じがします。
歴史好きなものとしては、今まで主人公であまり観たことないし、意外と面白いのでは?とは思いました。